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夕刊フジ
『自公圧勝 安倍元首相に誓えるか 憲法改正 防衛力強化』(7月11日)
『岸田人事 保守反発も』(7月12日)
『国葬近く決断 官邸内に抵抗勢力も』(7月14日)
『平和ボケに喝 安倍元首相の遺言』(7月15日)
『「反安倍」大罪 抵抗勢力と全面対決を』(7月16日)
日刊ゲンダイ
『銃撃事件動機 統一教会接点』(7月12日)
『統一教会 安倍で加速 政界侵食』(7月13日)
『自民党政権と不気味な宗教団体の怪しい関係』(7月14日)
『統一教会 自民党親密議員リスト』(7月17日)
『統一教会 安倍派35議員 汚染リスト』(7月24日)
いかがでしょうか。夕刊フジは安倍元首相の遺志を継げと言い、日刊ゲンダイは安倍氏と統一教会の関係に夢中です。どちらも世の中にある空気を体現しているのだと思う。
タブロイド紙が「食いつくもの」とは?
日刊ゲンダイは『大マスコミは見て見ぬふり 自民党と統一教会 戦慄する闇の深さ』(7月20日)とも書いています。逆に言えば政治と統一教会の関係を書くのは新聞系ではゲンダイが独走中なのだ。でもよく読めば既出の情報であるはずなのにゲンダイが独占しているように「見える」のも重要なポイントです。現在のマスコミ報道の姿がそこにあるのかも。ゲンダイがやたら目立つのは一般紙がまだそこまで踏み込んでいないことを象徴しているとも言える。
タブロイド紙が何に食いつくか。それが「世の本音の反映」だとするならば今後も追いかけていきたいと思います。