〈あらすじ〉
〈ジュラシック・ワールド〉の恐竜たちが世界中に放たれてから4年。人類は恐竜との安全な共生の道をまだ見いだせずにいた。
そんな中、恐竜の保護活動を続けるオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、人里離れた山小屋で、ジュラシック・ワールド創設に協力したロックウッド氏の亡き娘から作られた、クローンの少女・メイジー(イザベラ・サーモン)と暮らしている。ある日、近くの森に住み着いていた恐竜ブルーの子供とメイジーが密猟者に連れ去られ、オーウェンたちは救出に向かう。
その頃、古植物学者のサトラー博士(ローラ・ダーン)と古生物学者のグラント博士(サム・ニール)は、ある目的で恐竜を研究するバイオテクノロジー企業に潜り込んでいた。
〈解説〉
1993年から続く『ジュラシック・パーク』シリーズの最終章。製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ監督。147分。
-
中野翠(コラムニスト)
★★★★☆恐竜にほとんど興味が無いのに、このシリーズは特別。2時間27分という長さを感じさせない。愉しい悪夢という感じも。
-
芝山幹郎(翻訳家)
★★★☆☆ウニやイクラを盛りすぎた海鮮丼の趣。昔なじみの勢ぞろいは楽しいが、途中から箸が進まなくなる。文明批評も半端。
-
斎藤綾子(作家)
★★★☆☆シリーズのファンなら見逃せない。映像は見事で捕食される恐怖で悪人は絶体絶命。これで終わるわけなしの展開。
-
森直人(映画評論家)
★★★★☆まさかのお祭り集大成。ノリで行こうぜ的な大団円だが、西部劇や『007』等を交配した爽快なノンストップアクション。
-
洞口依子(女優)
★★★☆☆登場する恐竜たちは最早“武装怪獣”?!『ロスト・ワールド』の系譜か。懐かしい面々もアニマトロニクスに押され気味。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(米)
TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
https://www.jurassicworld.jp/