「やっぱり勉強し足りなかったんやろうなと。もっと勉強して自分で投資するぶんには自己責任なのでいいと思うんですけど。勉強し足りない中で人を巻き込んでしまったのが、アカンかったことやと思います」
こう語るのは、お笑いコンビTKOの木下隆行(50)。
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「本来、お笑い一本でやることを大切にしてきたのに…」
7月下旬、その相方・木本武宏(51)が平成ノブシコブシの吉村崇や野性爆弾のくっきー!ら芸人仲間を巻き込む形で、投資トラブルに陥っていたことが発覚。被害額は6億円を超えるという。所属の松竹芸能も7月23日付で退所した木本。小誌8月4日号では、こう胸の内を明かしていた。
「本来、お笑い一本でやることを大切にしてきたのに、ある時、投資というものを覚えてしまった」
その“お笑い”で結ばれていたのが木下だ。だがコンビ活動は2020年にストップしていた。後輩の顔にペットボトルを投げつけるなど、木下のパワハラ行為が問題となり、同年3月、松竹芸能を退所したためだ。
「ただ木本は木下との付き合いは続け、『TKO、またやりたいなぁ』と周囲に話していた」(芸能プロ関係者)
今度は木本が窮地に立たされたのだが……。
「実は木下さんは木本さんの代役に立っていたんです」
と、明かすのはテレビ関係者。
「木本さん司会の『アプリ学院!』(BS11)で、8月放送分の7月15日の収録に、木下さんが代役で出演しました。経緯を知る木下さんは、『ホント大変だった~』と木本さんのトラブルを仄めかすこともあったが、事情を知らないスタッフは、自らのパワハラ騒動を言っているんだろうと受け取ったそうです」(同前)
だが、番組は8月を迎える前に打ち切りが決定。木下の出演回は人知れず、お蔵入りしたのだった。