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球史に残る野球人の日本球界復帰はあるか?
ダルビッシュは11年オフ、レッドソックス入りした時の松坂を超え、史上最高の入札金5170万ドル(約40億円=当時のレート)を置き土産に、日本ハムからレンジャーズへと巣立った。
「日本ハムには足を向けては眠れないほどの恩義があります。ダルビッシュがメジャー並みの高条件にこだわらずに戻りたいといえば、二つ返事で迎え入れるでしょう。監督がそのまま新庄であろうと、(GMの)稲葉であろうと、復帰に障害はありません」(同前)
今のコンディションなら、今季の残り試合と来季で200勝まで1桁台にすることは、さほど難しいことではない。そして日本ハムの新球場2年目となる24年、強化が進んだ古巣に“優勝請負人”として凱旋する――。
「ダルビッシュは球史に残る“野球人”として、どう幕を引くかという時期に差しかかっています。家族を含め、WBCと200勝の折り合いをどうつけるかでしょう」
一時代を築いた右腕の決断に注目だ。