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《天満カラオケパブ刺殺事件》「死刑をお願いします」宮本浩志被告(57)のあまりに“異様”な初公判 被害者への「僕はゴミなんだね」というLINEの意味とは

《天満カラオケパブ刺殺事件》「死刑をお願いします」宮本浩志被告(57)のあまりに“異様”な初公判 被害者への「僕はゴミなんだね」というLINEの意味とは

大阪カラオケパブ刺殺#1

2022/09/18

genre : ニュース, 社会

 初公判の前々日、友人だった稲田さんに線香をあげようと、実家を訪ねた。だが、そこに父である峰雄さん(71)の姿はなかった。妻で、稲田さんの母である由美子さん(65)が話す。

「体調を崩していた夫に大きな病気が見つかって、入院しているんです。まゆっち(真優子さん)の事件の心労が影響しているんだと思います。私たち家族の中から、ふたり目の被害者が出てしまうかもしれない。いち早く罪を認めて、裁判が終わることを祈っています」

稲田さんの実家には位牌とともに笑顔の写真が飾られている 遺族提供

稲田さんの兄「おそらく死刑判決が出ることはないでしょう」

 被害者遺族は、初公判を前に裁判が長期戦になることを覚悟していた。しかし宮本被告が自ら死刑を求める不可解な展開に遭遇し、まだ頭の整理がついていないという。稲田さんの兄の雄介さん(30)は言う。

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「被告の様子を法廷で見る限り、控訴しない可能性もありますよね。裁判の決着に、父親が間に合うかもしれない。ただ、おそらく死刑判決が出ることはないでしょう。それにたとえ有罪判決が出ても、黙秘のままでは真実が明らかになるわけではない。やはり、被告には真実を語って欲しい」

深夜に立て続けに10件以上の不在着信がならんだLINEの画面 遺族提供

 10時に始まった公判の冒頭で死刑を求めた宮本被告はその後、16時半の閉廷まで一言も言葉を発しなかった。しかし、退廷する際に手錠や腰縄をかけられる宮本被告の手はかすかに震えていた。

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