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「妄想で何度も母を殺した」家族の世話に疲れ切った小学6年生…初めて相談した大人が返した“無情な答え”とは

『私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記』より#3

2022/10/21
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©水谷緑/文藝春秋
©水谷緑/文藝春秋

 統合失調症の母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、 認知症の祖父――ゆいは幼稚園のころから、買い物・料理・ そうじ・洗濯など家族の世話を一手に担っている。

私だけ年を取っているみたいだ。ヤングケアラーの再生日記』(水谷緑 著)は、子ども時代に大人が担うはずの家事や介護・看病を日常的に行ってきた「ヤングケアラー」当事者から聞いたエピソードを、「ゆい」という1人の少女の体験としてまとめた実録コミックだ。

 ここではゆいの小学校高学年時代を描く第3話を紹介する。(全6話の3話目/1話から読む

「妄想で何度も母を殺した」家族の世話に疲れ切った小学6年生…初めて相談した大人が返した“無情な答え”とは

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