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山際経済再生相の「瀬戸際」

 細田氏のほかに注目されているのは山際大志郎経済再生相。旧統一教会の教団トップと面会していたことを“思い出してきた”という。これまで説明していなかった理由については「どこだったか分からない状況で、お話をするのは不正確なので話さなかった」と弁明。こんなキャラクターをスポーツ紙が放っておくわけがない。サンケイスポーツは『山際再生相 不手際 土俵際』(10月4日)と書いた。「瀬戸際」でもいいのかもしれない。

 構成の妙と思わせたのがスポーツニッポン。プロ野球・ヤクルトの村上宗隆選手のホームラン「56号」は社会面でも取り上げられていたのだが、隣の記事では、

『山際経済再生相辞任1号!?』(10月4日)

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 56号と1号。こちらも「1本」出たらポンポン出そうだが、岸田首相が恐れているのは「閣僚ドミノ」(同前)らしく、それを防ぐために見て見ぬふり作戦のよう。

山際大志郎氏 ©JMPA

器量に欠ける大臣がもう一人いた

 しかしこんな話題も飛び出した。「閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。経済安保相・高市早苗だ」(日刊スポーツ「政界地獄耳」10月7日)。

 安倍晋三元首相の国葬に関して、「反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」と三重県議がツイッターに投稿。さらに「私が総理大臣になって頂きたいと強く願っている高市早苗先生が、政府の調査結果としてお伝えいただいた内容です」とも。

 この件について「政界地獄耳」は、次のように解説していた。