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頭から水風呂ダイブ…目にあまる「マナー違反」

 豊島大輔さん(仮名)は、セルフロウリュができるサウナで出会った男性の“サウナの流儀”にイラ立ちを覚えたという。

 セルフロウリュとは、サウナの中に置かれたサウナストーンに水をかける、フィンランド式のサウナ浴方法。セルフロウリュを行うと大量の水蒸気が発生し、一気に体感温度が上がるという。

©iStock.com

「そこは20人近く入れる広いサウナで、その日も10人前後が距離をとって座っていました。すると、上段の端にいた50代前後のおじさんが不意に立ち上がり、サウナストーンにひしゃくで水をかけたんです。無言でストーンに水をかけて、“カランカラン!”と、音を立てながらひしゃくをバケツに投げ入れ、自分のタオルを大げさに上下に振っていました。カッコつけていたのかよくわからないけど、とにかくすべての動作が大げさで雑だったので不快でしたね」

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 定位置に戻った男性は、数分後に立ち上がり、再びサウナストーンに水をかけたが、その直後に退室。豊島さんは「湿度上げたならもっと入っていけよ!」と、心の中でツッコミを入れたという。

「その後、僕がサウナを出て水風呂に入っていると、さっきのおじさんが近づいてきて、頭から水風呂にダイブしたんです。一部の施設を除いて、頭から水風呂に入るのは基本的に禁止。OKが出ていないサウナでは、足から入るのがマナーなのに、水しぶきをあげてドボンと入ってきました。おじさんのフリーダムぶりにイライラしましたが、関わると面倒そうだったので、何も言わずに水風呂をあがりました」

 すべての利用者が気持ちよく使えるよう、サウナの入浴方法には気を配ったほうがよさそうだ。

違う意味で“ととのっていた”中年男性

 豊島さんはほかにも、強烈なサウナーに遭遇した経験があるという。

「“ととのいイス”と呼ばれる、浴場に置いてあるイスに座っていた、中年男性のアソコがガチガチに勃起していたんですよ。その状態でうなだれていたので『せめて股間は隠せよ』と思いつつ、そっとしておきました」