10月18日、女優の比嘉愛未(まなみ・36)が11月29日スタートのNHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」で主演を務めることが発表された。30代女性の日常を描く人気マンガが原作で、「NHKは2007年の朝ドラ『どんど晴れ』で主役だった比嘉が『15年ぶりに“夜ドラ”ヒロインとして帰ってくる!』とPRして期待している」(放送記者)
沖縄出身の比嘉は、地元の中部農林高校時代にモデルデビュー。卒業間際、身長169cmのスタイルの良さと“地元感”があることから、沖縄が舞台の映画に女子高生役で出演するが、
「3行ほどの台詞が言えずNGを連発。悔しさを味わい、本格的に芝居を勉強したいと上京した」(同前)
両親からは1年で駄目なら帰るように言われていたというが、ギリギリのタイミングで「どんど晴れ」のオーディションに2000人を超える応募者の中から合格。
「女将修業をする負けず嫌いの主人公を好演。朝ドラ視聴率が低迷期を迎える中、平均視聴率20%近くと健闘した」(テレビ誌記者)
以降、「コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−」(フジ系)やNHK大河「天地人」など話題作に出演。
「『コード・ブルー』の看護師役などクールな役が多く、台本の読み込みも完璧でNGを出さない」(同前)
15年に「恋愛時代」(日テレ系)で民放の連ドラ初主演を果たすも、この年は私生活の方が話題となる。