11月1日、スタジオジブリの世界を楽しめる超巨大公園が愛知県に誕生。ジブリが大好きな女優の安原琉那さんと、ひと足お先にいざ探検!


(安原琉那・やすはらるな 2006年11月11日生まれ。千葉県出身。実写映画『耳をすませば』(全国公開中)でヒロイン月島雫の中学生時代を演じる)

 名古屋駅から、地下鉄と愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)に揺られておよそ40分。「愛・地球博記念公園」にジブリパークはある。

 11月1日に公開されたのは3つのエリアだ。『耳をすませば』の世界に浸れる「青春の丘」、『となりのトトロ』がモチーフの「どんどこ森」、そして『ジブリの大倉庫』では短編アニメや企画展示を楽しめる。

ジブリの大倉庫 ©︎Studio Ghibli
「どんどこ森」山頂で大トトロがお出迎え。豊かな緑はどんどこ踊りのおかげ? ©︎Studio Ghibli

全身でジブリを体験!あの名場面に飛び込もう

 なかでも安原さんを大興奮させたのが「ジブリのなりきり名場面展」だ。

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「うわーっ、カオナシだ! あっちはラピュタ……見て見て、『親方、空から女の子が!』」

カオナシと電車に揺られて。窓の向こう、移り変わっていく景色にもご注目を ©︎Studio Ghibli
安原さんが「ずっと憧れていた」という、パズーとシータ、出逢いの名シーン ©︎Studio Ghibli

 13作品の“誰もが知る名場面”がずらり。『紅の豚』の決闘ジオラマでは渾身のパンチを繰り出した。

「かわい子ぶってなんかいられないですよ! 映画の世界そのままだから、キャラの気持ちにグッと入っちゃう。必死の形相でなりきった方が絶対リアルで楽しいです」

『紅の豚』のクライマックスに大熱狂。マダム・ジーナをめぐる決闘に挑戦! ©︎Studio Ghibli

 ジブリパークのコンセプトは“大さんぽ”。各エリアへ至る道の脇には草木が茂り、目の前をモンキチョウがひらひらと横切っていく。

トトロファンの夢、ネコバス乗車。座った瞬間「わっ、フカフカ!」と歓声が ©︎Studio Ghibli
どんどこ森の「サツキとメイの家」 ©︎Studio Ghibli

「蜘蛛の巣もくぐりました(笑)。自然と頭の中にトトロの曲が流れてきて、ああ、私いま、ジブリの景色を歩いているんだなって。ベンチに何気なく置いてあるオブジェが月島雫ちゃんの帽子だったり、まっくろくろすけが隠れていたり『この先に何が待っているんだろう』とワクワクするから、足がどんどん前へ進んじゃう。次は家族でさんぽしたいな」

『千と千尋の神隠し』に登場する謎の屋台も。続くブースには、口にした者の末路が… ©︎Studio Ghibli
パズーとシータが邂逅したロボット兵。苔むした体、胸元のラピュタ王家の紋章まで完全再現 ©︎Studio Ghibli
「これがアリエッティの見ていた景色なんだ」。瓶にすっぽり入って小人体験 ©︎Studio Ghibli
青春の丘には『耳をすませば』の「地球屋」が ©︎Studio Ghibli

撮影 高橋マナミ ヘアメイク このみ スタイリング 田中あゆみ

※一般のご来園者は撮影できないエリアがございます

INFORMATION

ジブリパーク

愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1 愛・地球博公園内
電:0570-089-154(平日10:00〜17:00)
料:チケット予約制。青春の丘・どんどこ森/各1000円(4歳〜小学生は各500円)、ジブリの大倉庫/平日2000円(4歳〜小学生は各1000円)、土日祝2500円(4歳〜小学生は各1250円)

https://ghibli-park.jp/