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【キンプリの平野・岸・神宮寺が退所発表】《タッキー政権の失策》ジャニーズから国民的アイドルが絶滅した本当の理由「キンプリ平野&永瀬がカギを握っている」

『おかえりモネ』に出演キンプリ・永瀬廉はお茶の間の人気者になれるか?

 そして、King & Prince が国民的アイドルになれるかどうかの試金石になるのは永瀬廉だ。永瀬は現在、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』にヒロイン・百音(清原果耶)の幼馴染「りょーちん」として出演している。前述したように、朝ドラはお茶の間の知名度を上げるための“王道コース”だ。

King&Prince の永瀬廉(Johnny’s netより)

 永瀬は、スタイルの良さと整った顔立ちから、かつては「一般ウケしそう」と期待されていた。しかしフタを開けてみると、ドラマ『信長のシェフ』(テレビ朝日系・2013年)で演じた森蘭丸役で「無礼者!」の舌足らずぶりがネット上でネタにされたり、「ジャニーズ大運動会2017」で、髪型を気にして野球のキャップをちゃんと深くかぶらないことが一部ジャニーズファンに叩かれたりしたこともあった。

 また、ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系・2019年)では連ドラほぼ初出演だった後輩の関西ジャニーズJr.「なにわ男子」の長尾謙杜に高い評価が集まり、“持って行かれてしまった感”もある。連ドラ出演も平野のようにバラエティで爪痕を残すこともまだまだ少ないためか、一般知名度はいまだ高くはない。

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 しかし、最近では主演した映画『弱虫ペダル』で、オタクヘア+メガネ姿で熱演。あれほど髪型を気にしていた過去を思うと、並々ならぬ覚悟が感じられたが、その甲斐あってか2021年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。さらにNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』では、清原果耶演じる主人公・百音の幼馴染で、仲間内でも震災の傷を最も深く負った親子を、父親役・浅野忠信に懸命に食らいつき、繊細に演じている。

King&Princeのデビューシングル「シンデレラガール」

 器用でスター性のある平野に続き、不器用な努力家である永瀬が朝ドラで人気者になれるかどうかが、King & Princeの国民的アイドルグループへの鍵だ。果たしてKing & Princeは、絶滅しかかった「お茶の間人気の高い一般ウケジャニーズ」になれるのだろうか。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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