元欅坂46のエース・平手友梨奈(21)が、カメラマンで映画監督の蜷川実花氏(50)の新作映画の撮影に参加しなくなり、映画製作が中断していたことが「週刊文春」の取材でわかった。平手はこの映画で佐藤健(33)とともにW主演を務めていた。
愛知県出身の平手は中学2年生で欅坂46のオーディションに合格。2016年にグループ最年少の14歳でデビューを果たすと、8曲連続でセンターに立った絶対エースだった。
2020年のグループ脱退後は女優としても活動。昨年出演した「ドラゴン桜」(TBS系)ではバドミントンでの大学の推薦入学を怪我で諦め、東大合格を目指す生徒役、今夏のドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)では心に闇を抱えた天才少女を演じ、好評を博した。
そんな平手の魅力に惚れ込んだ蜷川氏は、次回監督作の主演に抜擢。
「作品は2001年に製作された映画『ムーラン・ルージュ』のリメイク版です。平手はトップダンサーで高級娼婦でもあるサティーンという役で、W主演となる相手役には佐藤健が選ばれました」(映画関係者)
配給は松竹に決まり、来年の公開予定で準備が進められてきた。そして9月に入り、クランクインを迎えたが――。
「撮影の2日目から突然、平手が来なくなったのです」(映画スタッフ)
主演女優の“ドタキャン”に、現場は大混乱したという。
「その後もプロデューサーが『今日は平手さんが来ます』と事前に告げ、スタッフや役者がスタンバイして待つものの、実際には来ないという日が続きました。スタッフからも『他の仕事もある中で時間を割いているのに、ワガママすぎやしないか』『あの小娘に大人たちが振り回されるのはどうなのか』と怒りの声が上がっていました」(同前)
「なぜ来ないのかの説明もなく、本人から謝罪の一言もなかった。ただ、佐藤健だけは『来ないんだったらしょうがないっすね』と、笑って流していたようですが(笑)」(別のスタッフ)