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「久しぶりに会ったね」再会後に肉体関係が再燃

「またアニメ業界の仕事に就いたので、櫻井さんとは仕事で会うことになったんです。別れてから時間も経っていたのでお互い気まずさはなく、櫻井さんも『おぉ!』と言った感じの反応でした。その日の夜に『久しぶりに会ったね。元気だった?』と彼から連絡が来て、やり取りを再開しました」

 そして2017年4月、2人で食事に行く事になった。

「元々体の関係もあったので、その日からまたホテルで会うようになっていきました。以前は渋谷ばかりでしたが、この頃からは恵比寿のラブホテルに行くようになりました。ただ少し気になったのは、彼が行為中に避妊具を全く使わなくなったことです。でも『着けて』とは言えませんでした。あの頃は仕事がとても忙しくてボロボロで、そんな時に弱音を吐いたり、心を開いて話せたりする相手は彼しかいなかったんです」

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 一方で、B子さんは前回と同じ轍は踏みたくなかった。どういう付き合い方が正解なのか、考え続けた。

「以前から櫻井さんは『結婚に興味はない。子供は好きじゃないし、いらない』と言っていたので、そういう話はあえて出さないようにしていました。でも、だからこそ築ける関係もあるのかなって。

 それに、2019年の私の誕生日にはオーダーメイドのピンキーリングをプレゼントしてくれたんです。『小さいけど石もついてるから』って彼が私の指に嵌めてくれました。私は『ありがとう、男の人に指輪を貰うことなんてこの先、一生ないと思うから大事にするね』と感謝を伝えました。

櫻井からのメール。B子さんのために指輪をオーダーメイドしていた(B子さん提供)
櫻井から贈られたというピンキーリング(B子さん提供)

 結婚というゴールには辿り着けなくても、私たちなりに一番良い形を見つけて、お互いに支え合い、寄り添える存在になれればいいなって思っていました」

櫻井から贈られたというピンキーリング(B子さん提供)

B子さんに卑猥な行為を要求するように

 しかし櫻井もB子さんと同じ気持ちを持っていたのだろうか。2018年2月頃から櫻井の態度にある変化があった。B子さんに卑猥な行為を要求するようになっていったのだ。

「陰毛を剃ってとお願いされたり、下半身や胸の写真を送ってとせがまれたり。最初は恥ずかしかったのでスルーしていたのですが、櫻井さんが少しでも喜んでくれるなら……と戸惑いながらも写真を送ったこともあります。

櫻井から送られてくるようになった卑猥なメール
櫻井から送られてくるようになった卑猥なメール
櫻井から送られてくるようになった卑猥なメール

 どうしたのかなとは思いましたが、付き合いも長くなってきて、それだけ遠慮しなくていい仲になったのかなと納得するところもありました。“あの事実“を知るまでは……」

 B子さんはこの後、ある出来事がきっかけで櫻井の“裏の顔”を知ることになるのだ――。(#2に続く)

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