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「朝起きると、彼が顔中にキスをしてくれて…」

 櫻井はB子さんの意思を汲み、渋谷の高級ホテルに誘った。そしてその夜、2人は体の関係を持ったという。事を終えた後はそのまま2人で眠りについた。

「朝になって起きると、彼が私の顔中にキスをしてくれました。昨夜よりも愛を感じて、とても嬉しかった。ホテルを出てすぐ解散することになったのですが、別れ際に『またね』と言ってくれたんです。私もいい大人でしたから『思い出だけでも構わない』という気持ちでしたが、『次があるんだ』と内心とび上がりたいくらい嬉しくなりました」

 週に1度会うこともあれば、1カ月に1度のこともあったが、忙しい櫻井のスケジュールに合わせて逢瀬を重ねた。渋谷で待ち合わせをして食事をして、ホテルへ行くのが「いつものデート」だった。

 初めての夜は高級ホテルだったが、「普通のホテルだと関係者に会った時に言い訳がつかない」ということでその後はラブホテルを利用することが増えた。たまに普通のホテルに泊まる時には、チェックイン時には櫻井が父親の名前を記帳するなどの念の入れようだったという。

有名な超人気女性声優Xとの“関係”とは

 関係は順調に続いたが、B子さんの心中には、徐々に櫻井への不信感が芽生えはじめた。きっかけになったのは2006年。櫻井の所属する劇団による舞台「ETERNITY」に招待された劇場で、ある女性と鉢合わせたのだ。

「『ETERNITY』は、のちに三谷幸喜さんの舞台『東京サンシャインボーイズの罠』の盗作だったことが発覚し、櫻井さんが謝罪したいわくつきの舞台です。ですが観劇した際にはもちろんそんなことは知らず、私は彼の舞台に招待されたことがただただ嬉しかった。

 私が座ったのは招待席の列だったのですが、そこに有名な女性声優Xさんの姿もありました。Xさんは当時、櫻井さんと交際しているのではないかと噂されていた方です。少し気になりましたが、彼もXさんも有名人だし、そんな噂は“有名税”だろうと思い直しました。でも胸にひっかかるものがあって……。後日、櫻井さんとホテルに泊まった時、彼がシャワーを浴びている間に携帯を見てしまいました」

 そしてB子さんは携帯メールのフォルダ内に、Xの名前を見つけてしまったのだという。

「Xさんは、公の場では彼のことを『櫻井さん』と呼んでいたのに、メールでは『孝宏』と親しげに呼びかけていました。頻繁にメールをやりとりしていて、なかには《ご褒美おねんねしに行っちゃったり・・・😼❤️》という一文も……。そこで、2人の関係を確信しました」

 櫻井のメールフォルダには、Xの名前以外にも女性の名前がずらりと並んでいたという。B子さんの胸中に生まれた不信感は急速に大きくなっていった。しかし櫻井に他の女性について問い詰めることはできないまま、モヤモヤとした気持ちを抱え続けていた。

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