Q 病気自慢おじさん対策を教えてください

 インフルエンザが流行っていますが、燃え殻さんはだいじょうぶですか?

 毎年この時期になると思うのですが、おじさんってインフルエンザ自慢しませんか?

 というか「病気自慢」。おじさんに限らないかもしれませんが、病気自慢する人につける薬はないんでしょうか。イライラまではしませんが、何言ってんの? くらいのとげとげしい気持ちになる、自分の心の狭さが悩みの種です。燃え殻さんだったら、こういう人たちにどんな思いをもちますか?(30代・男性・会社員)

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A 他者は常に、教師か反面教師に分類できたりします

 一昨日までインフルエンザB型というのにかかっていました。44歳です。360度どこから見てもおじさんな私ですが自慢はしませんでした。なぜなら、インフルエンザだと会社に連絡を入れたら「迷惑」と2文字で返されたからです。

「おじさんは病気自慢をしがち」というあなたの問いに答えるなら、しがちです。理由は簡単で、病気が近くにありがちだからです。40歳を迎えた頃でしょうか、身体中にガタがきました。まず理由なく肩が上がらなくなりました。アルコールの抜けも悪くなり、代謝も落ちてきたと自覚できます。髪の毛の抜け方なんて凄いですよ、最近なんて心臓が……と病気の話なら事欠かない始末です。あっという間に病気自慢モードに入れます。これが人生多分、半分いっちゃった人間の現実です。

とげとげしいその気持ちを忘れないようにしてください

 ただもっと自分が若かった頃、おっさんの苦労自慢、病気自慢、昔は俺も悪かった自慢が本当に苦手でした。せっかくです、とげとげしいその気持ちを忘れないようにしてください。あなたはあと10年もしたら立派なおじさんになるでしょう。その時に、若者がとげとげしい気持ちになるようなこんなおじさんにならない為の、こいつは反面教師だぐらいの心持ちで付き合うことで回避するのはどうでしょう。自分もいつか行く先だと思って、観察して、ならないぞと心に誓う機会にするのはどうでしょうか。

 自分以外のすべての人からは何かを学べます。あんな人間になりたい。あんな人間にだけはなりたくない。どちらにしても自分に反映する存在になり得ます。他者は常に、教師か反面教師に分類できたりします。

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