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ドコモや楽天のユーザーはどうなる?
今回のKDDIとソフトバンクの取り組みは、KDDIの髙橋誠社長がソフトバンクとNTTドコモに働きかけたという。ソフトバンクの宮川社長は「KDDIの髙橋社長から本気でやる気はあるか」と問いかけられ、トップ同士の交渉によりサービス提供が実現したという。
NTTドコモや楽天モバイルと交渉を進めているかについては「協議しているかも含めて、お答えできない」(宮川ソフトバンク社長)とのことだ。
ただ、宮川社長は「条件次第でどのキャリアともやる」とも言及している。NTTドコモとしても、絶対に自社のネットワークが通信障害を起こさないということはあり得ないので、今後、KDDIやソフトバンクとも交渉を進めていくことは間違いないだろう。ただし、サービス提供時期がいつごろになるのかは、いまのところは全くわからない。
iPhoneなら5年前の端末でも出来るデュアルSIM、仕事で使う人は…
ちなみにデュアルSIM対応機種だが、iPhoneの場合は2018年に発売されたiPhone XRやiPhone XS以降の機種で対応しているので、意外と「自分が持っているiPhoneでも使える」という人が多いのではないだろうか。
一方で、NTTドコモやau、ソフトバンクが販売するAndroidはこの1、2年でデュアルSIM対応になったばかりで、対応機種は少なめだ。
「スマホがないと仕事にならない。通信障害が起こっても、絶対に仕事を中断できない」というようなビジネスパーソンは、万が一の保険として、デュアルSIM対応スマホとデュアルSIMサービスは検討してもいいのではないだろうか。