A氏、レノバ、秋本事務所それぞれの回答は…
A氏の事実上の個人会社であるエストリオからの献金は、「レノバ関係者からの献金」ではないのか。
A氏に見解を求めたが、期日までに回答は無かった。
レノバに事実関係を尋ねたところ、以下のように回答した。
「既に退職した社員の詳細に就いては、回答を差し控えさせて頂きます。公式に開示された内容以外は、個別の株主の状況について弊社は把握しておりません。(エストリオの事務上の連絡先がレノバなのは)当社株式の大量保有報告義務が発生する個人株主及びその共同保有者については、各人が法令で定められた報告義務を確実に遵守すべく、弊社法務部にて事前チェックを行っているためです」
一方、秋本事務所は次のように回答した。
「予算委員会までにエストリオとレノバの関係性につき、レノバに改めて問い合わせたところ、『関係性がない。』との回答を得ましたので、この回答内容を踏まえた答弁を行っています」
関係が取り沙汰される当事者であるレノバの回答を根拠に、「関係性がない」がないと判断したという秋本政務官。果たして、この説明が理解されるのか。地元事務所の“違法物件”問題に続き、自身が旗振り役を担ってきた再生エネルギー事業を巡って生じた虚偽答弁の疑いについて、どのような説明を行うのか、注目される。
2月8日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および2月9日(木)発売の「週刊文春」では、秋本氏と再エネ株を巡る問題などについて詳報している。
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