木村拓哉、工藤静香夫妻も砂糖断ちを公言
中谷だけではなく、砂糖断ちは著名人女性の中でブームになっている。お笑いコンビ・Aマッソ加納(33)は22年、仕事の願掛けに砂糖抜きを決意。ただ、「えぐいねん、これが! コンビニ行っても食べるもんないで」とラジオでその厳しさを語っていた。経済評論家の勝間和代(54)も、「私は家の中で砂糖を摂りません」と宣言している。
ハリウッド女優たちの間でも、ポピュラーなようだ。ケイト・ハドソン(43)は著書『Pretty Happy』で「砂糖は最大の戦犯であり悪」と言い切り、ハル・ベリー(56)も「バターやココナッツオイルを口にして、脂肪を燃やす訓練をすれば問題ない」と主張している。
さらに、あの夫妻も砂糖断ちを公言。木村拓哉(50)と工藤静香(52)だ。キムタクは21年、バラエティ番組『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日)で「自分ちにはお砂糖ないです」と語り、代替品としてオリゴ糖を使っていると明かした。その9日後、静香はインスタに「私は白いお砂糖を使っていないです」と投稿。代わりにオリゴ糖やてんさい糖、料理に合わせて黒糖やココナッツシュガー、蜂蜜を活用していると“料理テク”を披露している。
中谷美紀が砂糖の代わりに使っているもの
彼らの「砂糖断ち」について、北里大学北里研究所病院・糖尿病センター長の山田悟氏が指摘する。
「砂糖を全くゼロにする必要はありませんが、がんや心臓病、生活習慣病などの根幹にあるのが、食後の高血糖だと考えられています。糖を減らしてたんぱく質と脂質を中心とした食生活にすることで、血糖値が上がりづらくなる。満腹感も得やすくなり、体重を絞る効果も期待できます」
ただ、時には甘いものを食べたくなるもの。実際、中谷も砂糖の代わりに、合成甘味料のエリスリトールやキシリトール、天然素材の羅漢果などを使っていると明かしているが、
「いずれも適切です。舌の表面にある味蕾を刺激して甘味は感じますが、体内では利用されず、血糖値も上がりません。砂糖を使うことが多い和食でも、こうした代替品を使うと良いでしょう」(同前)