「本音ではこう思っていたのか」A子さんの心境が変わった理由
その後A子さんの心境が変わったのは、あるやりとりを目撃したからだという。
「昨年2月に來堵と祥平、所属事務所の社長の3人のグループLINEを見たんです。そこで社長が『このことが公になったらアーティスト生命が終わっちゃうから、女の人を丸め込まないと』と……。私は事件後に一度社長と会っており、その席では『うちのが馬鹿で本当にすみません』と謝ってくれましたが、本音ではこう思っていたのかと愕然としました」(同前)
A子さんは昨年7月に警視庁目白署に準強制性交の被害届を提出。現在も捜査が行われているという。事務所に質問状を送ると、代理人弁護士が回答した。
「來堵からは、性交渉は合意の上であり、A子さんは抵抗不能なほどの酩酊状態ではなかったと聞いております。祥平が、A子さんが警察に行くことを止めたり、社長が(丸め込もうなどと)口止めをした事実はないと聞いております。A子さんは祥平との別れ話が出てから被害届を出されました。別れるのであれば、來堵から強制性交を受けたことを公表すると祥平は言われています。警察の捜査には全面的に協力しております」
ただ事件直後、來堵はA子さんにこんなLINEを送っている。
〈まじごめん〉、〈警察案件もそりゃ想像ついたしそんくらいのことしたと思って本気で反省してます〉
今後の捜査の進展が待たれる。
2月15日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および2月16日(木)発売の「週刊文春」では、A子さんの告発、アルルカンの所属事務所の対応などについて、さらに詳しく報じている。
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