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《遺体なき強盗致死事件》「あばら全部折ってくからな」全身タトゥーの今泉容疑者(32)ら回収屋“釈迦憎”が会社経営者を“16時間集団リンチ”

《遺体なき強盗致死事件》「あばら全部折ってくからな」全身タトゥーの今泉容疑者(32)ら回収屋“釈迦憎”が会社経営者を“16時間集団リンチ”

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「事件の発端は、投資トラブルです。逮捕された女らによれば、彼女たちは竹内さんから『ビットコインを運用し、預けた現金の10%を毎月配当して元金を2.5倍にして渡す』と説明されたほか、既に100人から出資を募っていると聞かされていました。女5人はそれぞれ90万~2000万円、総額4000万円を出資。ただ、2022年5月から配当が滞ったことで詐欺を疑い、ネット掲示板『5ちゃんねる』で今泉容疑者と伊藤容疑者ら“釈迦憎”と名乗る回収屋グループを知り、SNSで連絡を取って回収を依頼したのです。既に男女7人は昨年、監禁罪で起訴され一部は有罪が確定しています」

今泉容疑者

 釈迦憎と名乗るグループのツイッターアカウントには、

《正義とは、己に相応しきものを所有し、己に相応しきように行為することなり》

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《あなたのフォローが未来の詐欺被害を減らします》

《謝礼金銭が絡むが悩みを解決したい方はなんでもDMにてご相談ください》

 といった自己紹介と共に、「詐欺被害回復」「詐欺情報発信機関」といった文言が並ぶ(削除済み)。

釈迦憎のアカウント

伊藤容疑者は暴力団構成員、今泉容疑者は全身にタトゥ―

 正義の味方を気取る反面、伊藤容疑者は六代目山口組茶谷政一家の構成員で、2022年2月には北海道旭川市のバーで傷害事件を起こし逮捕されたこともある筋金入りの“反社”だ。今泉容疑者も全身にタトゥーを入れ仲間たちとビーチで遊んだり、ベンツなどの高級車を乗り回したりする姿をSNSにアップするなど、“ワル”の印象はぬぐえない。こうした人物たちが名乗る「回収屋」の実態はどのようなものなのか。裏社会に詳しい関係者が話す。

全身にタトゥーを入れた今泉容疑者

「詐欺は、警察が立件するには要件のハードルが高く、仮に逮捕されたとしても被害金が戻ってこないことも珍しくない。こうして困った被害者らが頼るのが『回収屋』です。SNS上には詐欺の撲滅などを名乗るアカウントが、今回話題になった『釈迦憎』の他にも山ほどあります。ダークヒーローのように思われるかもしれませんが、裏の顔は暴力団や半グレに所属していたような“はみ出し者”がほとんど。頼りたくなる気持ちもわからなくはないですが、脅迫して回収した金が被害者のもとに戻らないことも多いと聞きますし、一般人は関わらないに越したことはないですね」

今泉容疑者が乗るベンツ

 一方、被害にあった竹内さんは「柔和な顔つきで人がよさそうに見えた」と事務所近隣の評判は良かったようだ。近隣住民の女性が話す。

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