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〈店舗の不適切運営を謝罪〉「串カツ田中」創業者のセレブ誕生日パーティー写真 従業員には“会食自粛要請”の最中…

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 居酒屋チェーン「串カツ田中」の店舗でハラスメントや食材の不適切使用が常習化していると内部告発があった問題で、運営する串カツ田中ホールディングスは、2月28日、一部事実関係を認め、謝罪した。公式サイトでのリリースによれば、食材管理及び提供方法に問題があったことを認め、また、ハラスメントについても不適切な言動があったことを確認したため、厳正な処分を行い、被害者に対して誠意をもって対応するとしている。

 串カツ田中を巡っては、昨年「週刊文春」で、創業者の貫啓二(ぬき けいじ)社長(当時、現・会長)の“自粛破り”パーティーを報じていた。全国で200店舗以上を展開する飲食チェーンにおいて、どのような企業ガバナンスが行われてきたのか。「週刊文春」掲載記事を再公開する(初出:「週刊文春」2022年2月10日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)。

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 全国で200店舗以上を展開する居酒屋チェーン「串カツ田中」を運営する串カツ田中ホールディングス。現在適用中のまん延防止等重点措置を受け、同社は従業員に“会食自粛”を通達している。そんな中、同社の貫啓二(ぬき けいじ)社長が、1月26日、10人が参加する自身の誕生日パーティーを開催していたことが「週刊文春」の取材でわかった。

中央のハットをかぶっているのが貫氏(参加者のSNSより)

 今回の「まん防」を受け、串カツ田中は運営を“緊急体制”にシフトさせている。1月19日に首都圏など13都県に適用決定されて以降、直営店148店舗を時短営業、3店舗を完全休業、2店舗を平日のみの臨時休業とすることを決定した。

 さらに、串カツ田中は「まん防」適用後、従業員に私的な会食の自粛を要請している。

「今回のまん防を受けて、会社から『複数人での会食はしないように』とお願いされています。上司から『もし感染拡大したらお店が回らなくなってしまうから』と言われています。家族以外との食事は控えていますね」(従業員)

 だが、会社を率いる貫氏は自身の誕生日パーティーに興じていた。

 1月26日に貫氏らが訪れた店は、東京・麻布十番にある会員制レストラン。ZOZO創業者の前澤友作氏御用達として知られ、かつて前澤氏が女優・剛力彩芽とデートしたことを小誌が報じた店だ。グルメサイトによれば、1人当たりの予算が7万円~といい、ワインを入れれば1人10万円を軽く超える超高級店である。