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アマゾン創業者に噛み付いた
彼が荒唐無稽な言動で世間を沸かすのは、これが初めてではない。
そもそも彼が、スペースXという宇宙企業を立ち上げたのは、「人類をはじめとする地球の生命を滅亡から救うため」である。冗談のように聞こえるが、彼は本気なのだ。「小惑星の衝突や戦争、伝染病などから生き延びるため、人間や他の生命を他の星に移住させるべきだ」と語り、すでにそのための巨大なロケットと宇宙船の建造も始めている。
また、スペースXはロケットを再使用することでコストカットしようとしている。彼の「再使用構想」は当初、多くの人が驚き、無謀だと言ったが、しかし実現しつつある。
喧嘩っ早いところもある。2015年には、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスによるロケットの再使用成功にこう噛みついた。
「あなた方のやっていることは二番煎じだ」。
ツイッターで続けざまに自分のロケットとの技術的な違いを指摘し、自分はさらに難しいことに挑戦していると言い放った。