2017年に夏の甲子園を制した高校球界きっての名門、花咲徳栄高校(埼玉)の野球部員が飲酒・喫煙していたことが、「週刊文春」の取材で分かった。

3年生部員のインスタグラムのストーリーズに飲酒・喫煙動画がアップされる

「花咲徳栄の野球部員は約140名もいて春5回、夏7回の計12回甲子園に出場しています。2017年には埼玉県勢として初めて夏の甲子園を制しました。オリックスの若月健矢捕手や広島の高橋昂也投手など多数のプロを輩出しています」(スポーツ紙記者)

©文藝春秋

 率いるのは名将として名高い岩井隆監督だ。

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「東北福祉大で内野手として活躍後、2001年から花咲の監督に就任しています。2019年には文科大臣から優秀教職員として表彰されました」(同前)

17年には夏の甲子園を制した名将・岩井監督 ©時事通信社

 飲酒・喫煙が明るみに出たのは2月23日。ある3年生部員のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消去される)に動画がアップされたのだ。学校関係者が明かす。

「部活を引退した後の今年2月に、野球部の仲良しグループが中心となって開いた飲み会です。彼らは、引退後も進学に向けて練習に参加しています。加えて、一部、サッカー部もいました」