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2、契約更改 (パ・リーグ)

 続きまして、12・1月号に続いて契約更改のニュースです。今回はパ・リーグ各人と前回保留していた長谷川さんの会見の模様をお伝えします。

12月13日 於:文藝春秋本館
パ・リーグ1位 梶原紀章

2017年成績 パ・リーグ優勝/最多試合出場 通算2万6040HIT

――サインはされましたか?
梶原「はい。来季こそは日本一になりたいですね」

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――昨年は混戦のパ・リーグを制するも、日本シリーズで巨人に敗れてしまいました。
梶原「ええ。当初の予定では順位やHITは我関せずで淡々と、球団の広報に徹底して行こうと考えていたんですけどね。やはり勝負事です。途中から勝負に行ってしまったことが悔しいですね。ただ、シリーズの巨人との戦いは途中で勝てないとわかりました。僕は引っ張られてしまうので他の人のコラムは読まないようにしているんですけど、死亡遊戯さんの本は買いましたね。なるほどなと思いました」

――梶原さんはYahoo!トップに取り上げられた回数も12球団で最多でした。
梶原「そこはやはり広報としても狙っている部分はありますからね。結局今の時代最も大きな反響があるのはYahoo!トップですからね。今年もここは積極的に狙っていきますよ」

――今季は新監督に井口さんが就任して、チームも生まれ変わります。
梶原「はい。井口さんは広報活動にもすごく理解のある監督さんですから、今年もかなり面白いことになると思いますよ。楽しみにしていてください」

――今季はチーム制が採用されますが、梶原さんはどなたを起用されるのでしょう。
梶原「それはヒミツです。……とっておきのメンバーを用意しておきますよ」

2018年度契約更改
梶原紀章 サイン

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12月8日 於:文藝春秋本館
パ・リーグ2位 えのきどいちろう

2017年成績 最多試合出場 通算2万2339HIT

――サインはされましたか?
えのきど「はい、しました」

――昨年はご自身としては満足いくシーズンでしたか?
えのきど「オープン戦は1試合も出られなかったので実質シーズンが開幕してからどういった記事がいいのかを探っていくという状態でした。シーズンの途中から“起きた出来事”をネタにしていくことが出来だして、面白くなってきましたね」

――えのきどさんも梶原さんと並んで最多試合出場となりました
えのきど「野球を書けることは幸せなことです。ただ、僕だって消耗はしましたよ。消耗するぐらいの姿勢で挑まないと実にならないんです。この文春野球というのはやることで書き手が変わるぐらいのパワーがある。僕はやってよかった」

――優勝するには何が必要になってくるでしょうか?
えのきど「そうですね。ネットでの戦いというところで、バズリ力。そのあたりが勝負になっていた部分がある。僕はツイッターもやっていなかったんだけど、知り合いが見るに見かねてアカウントを作ってくれたんだよね。今年はチーム制になるからその辺のバズリ力を持っている人を連れて来られたらいいなと思います」

2018年度契約更改
えのきどいちろう サイン

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