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「母が『パパ、泣いてたよ』って」“センバツ応援イメージキャラクター”久慈愛17歳の父は元阪神の久慈照嘉だった

父も甲子園で活躍しました!

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「“センバツ応援イメージキャラクター”に決定したことをまず母親に電話で報告して、それから母親が父親に電話したんです。そしたら、私が帰宅した時に、母親がこそっと教えてくれたんですけど、『パパ、泣いてたよ』って。父親が立っていた場所に、私も現役高校生として立つことができるのは本当に光栄なことです」

父で元プロ野球選手の久慈照嘉氏(阪神時代) ©️文藝春秋

ミュージカル「アニー」の主役候補にも選ばれた

 現在17歳だが、ミュージカル女優としての芸歴は10年に及ぶ。

「小学1年の時、岸本功喜さんが演出されたミュージカル『ズボン船長』で初舞台を踏みました。そこで小さいながらにスポットライトを浴びる快感にハマってしまって。11歳の時には、ミュージカル『アニー』にテシー役で出演しています。ただ、最終の6次審査までは主役のアニー候補に入っていたので、アニー役しか考えておらず、『何でアニーじゃないの?』って悔しい思いを口にした記憶がはっきり残っています」

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 歌って踊れる女優を目指して、バレエ、ジャズ、コンテンポラリー、ヒップホップなど。アクションもこなせるようキックボクシングにも着手している。

「パンチすると気分がすっきりするんです(笑)。30分くらいで疲れちゃうし、翌日は全身筋肉痛になりますが、ミットではなく、早く人を相手にしてやってみたいですね」

 日常的に身体を動かしている彼女の癒しは温泉とサウナ。

「サウナと岩盤浴が大好きで、オフがあれば温泉に行くんです。ハマったのは中学3年生の時で、今みたいにサ活が流行する前から自分が“ととのう”ことを知っていたのはちょっと嬉しい! 夏になったら、川の側にサウナテントを張って、みんなで川に飛び込みたいですね」 

撮影 熊谷 貫

「母が『パパ、泣いてたよ』って」“センバツ応援イメージキャラクター”久慈愛17歳の父は元阪神の久慈照嘉だった

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