野宮真貴さん、松本孝美さん、渡辺満里奈さんが気になる話題を語り合う「大人の女史会」。今回はYouTubeチャンネル「ヘアメイク職人 化け子」が人気のヘアメイクアーティスト岸順子さんを迎え、大人女史のメイク術を伝授してもらいました。「週刊文春WOMAN2023春号」より、一部を紹介します。

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野宮 YouTubeいつも観てるんです。今日は実物にお会いできてうれしい。

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 野宮さんにそんなふうに言っていただけるなんて、めちゃめちゃ光栄です!

松本 私、コンシーラーしてもシミが消えなかったんです、全然。で、化け子さんのYouTubeで、根本的にやり方が間違ってたんだと気づいた。指でぼかしちゃダメなんだなって。

左から野宮真貴さん、渡辺満里奈さん、松本孝美さん、岸順子さん

野宮 筆を使うんですよね。私も前は指だったけど。

 指でぼかすから隠れないんです。筆ならば、何のことはない、簡単に隠れる。

渡辺 へえ~! どうして指だとダメなんですか?

 体温の影響でどうしてもうまくのらないんです。で、消えないからまたやる、消えない、またやる、でどんどん厚塗りになっていって悪循環。筆で薄く塗って一発で隠すのが基本です。

渡辺 難しそうだなあ。

 いえ、筆だと本当に簡単。不器用な人でも大丈夫。

松本 やったら超簡単だった。ファンデーション用のブラシがいいですよね。

コンシーラーは筆を使うと良いと教えてくれる化け子さん

 平らな毛先のブラシで。

野宮 とにかく「薄く」ですよね。「シミはファンデーションで隠そうとするな」。