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サイドメニューの使用期限の改ざんは日常茶飯事
元従業員B氏も取材に応じ、手口を明かした。
「辻褄合わせのため使用期限を示すラベルの貼り替えが当たり前のように行われていました。例えばサーモンの期限が間もなく切れそうになると、新たに期限が先のラベルを出して貼り直すように指示されるんです」
いつ誰にラベルを見られてもいいように体裁を整えるのだ。
使用期限の改ざんは、寿司ネタだけに留まらない。別の従業員C氏が明かす。
「枝豆やパフェ、揚げ物などのサイドメニューも提供までの使用期限は決まっています。でも、それが過ぎて提供されることは日常茶飯事でした」
ゼンショーの子会社は「はま寿司 郡山堤店」への立ち入り検査を決行
さらに、A氏はこう証言する。
「こうした問題行為は郡山堤店に限った話ではないはずです。私が他県の店舗などにヘルプに行ったときにも普通に見かけたことがありますから」
こうした行為が横行している実態について、はま寿司本社に内部告発がなされたのは今年2月。その結果、2月4日にゼンショーの子会社によって「はま寿司 郡山堤店」への立ち入り検査が行われたという。
3月下旬、郡山堤店の店長を直撃すると、
「申し訳ないですが、すべて本部を通してください」
そこでゼンショーに尋ねると、
「回答期限までに詳細な事実確認が難しいので、確実にお答えできるもののみ」と断ったうえで、広報室より回答があった。