文春オンライン
「昨年秋から閉店が相次いでいます」“創業3年で年商30億円”フルーツ大福「弁才天」の大野淳平社長(35)が退任していた

「昨年秋から閉店が相次いでいます」“創業3年で年商30億円”フルーツ大福「弁才天」の大野淳平社長(35)が退任していた

note

「覚王山フルーツ大福 弁才天」のブランド名でフルーツ大福を全国にチェーン展開する株式会社弁才天の大野淳平社長(35)が、3月31日付で代表取締役を退任していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

弁才天HPより

 弁才天は2019年に創業。マスクメロンや温州みかん、シャインマスカットやあまおうなど高級なフルーツを丸ごと使用した大福の“インスタ映えする断面”が若者の間で人気を呼んでいた。2021年頃から「行列の絶えない店」としてメディアで取り上げられ始めた。

「コロナ禍のEC需要増も相まって創業からわずか3年で売上高は30億円を突破する急成長を遂げました。大野社長自身もメディアに多数露出。広告代理店出身で古着屋や立ち飲み屋を運営していた経歴や金髪のロン毛に髭という奇抜な風貌で注目されました。自らについて『新卒で入った会社で社会不適合者の烙印を押された』と語る大野社長は、その“成り上がりサクセスストーリー”を多くのメディアで語っています」(経済誌記者)

ADVERTISEMENT

大野氏(Abema TVより)

 弁才天は「暖簾分け」という形で全国にFC(フランチャイズチェーン)展開を行なっている。しかし今、現場で“異常事態”が起きているという。