森田と宮沢の“恋の始まり”「わかりやすすぎた(笑)」
2016年の夏。シアターコクーンで注目の芝居の上演があった。同年5月に亡くなった蜷川幸雄氏が演出の予定で病床にまで台本を持ち込んでいた「ビニールの城」(唐十郎作)だ。主演は森田剛、そして宮沢りえ、荒川良々とスリートップの舞台だった。
「蜷川さんの遺志を継いだこともあり、非常に熱の入った稽古、そして上演期間でした。喋っている様子から森田と宮沢のふたりが惹かれあっているのはわかりやすすぎて、逆に周囲は無視していたくらいでした(笑)。
とあるベテラン俳優だけが、『付き合っちゃえばいいじゃない、もう!』とか無神経に言ってたんですけれど、そのとき宮沢さんは、『へへへへへぇ。じゃあそうしよっかな』とふざけて応えても、森田さんは『(宮沢さんに)失礼っすよ』、みたいな感じでしたよ」(舞台関係者)
2018年春、二人は結婚。いまは中学生になる宮沢の娘を気遣ってか、森田は「宮澤姓」となった。
「父娘だけで買い物も」ステップファミリー関係も良好
「森田は娘とものすごく仲がいいんですよ。宮沢が長期の舞台や撮影などに入っていると、父娘だけで自転車に乗って買い物に出かけたりする姿をよく見かけました。娘が絵を描くのが上手いらしく、『そのうちデザインで採用したい』と言っているそうですよ。
ジャニーズ退所の翌日に、宮沢とふたりで新事務所を立ち上げました。デザインやプロデュースの仕事にも幅を広げつつ、役者業を突き進む。森田は、仕事先だと妻のことを『宮沢さん』と呼び、宮沢は『剛ちゃん』と呼んでます(笑)」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
この3月まで、カンテレローカル放送とNetflixで配信されていたドラマ「INFORMA」では裏社会の人間を演じ好評を得ていた森田。
「去年公開された映画『前科者』にしてもそうですが、どうしても暴れ者とかワル系の役が多いイメージですよね。でもどうやら撮影に入ったばかりの映画は、まったく違うタイプのキャラだそうです」(同前)
ワイルド系・森田剛が演じる意外なキャラクター。さらに新たな一面が観られるのがたのしみだ。