「この春からは、来年公開予定の映画の撮影に参加しているそうです。ジャニーズを退所しても演技の仕事のオファーはひっきりなしで、『(出演作品は)選ばせてもらっている』と言っていました。アイドル活動がなくなったいま思う存分に役者業に邁進しているのがよくわかります」
そう話すのは、映像関係者。
森田剛(44)が「V6」解散と同時にジャニーズ事務所を出て、2年5カ月――。盟友でもある元「V6」三宅健も今年の5月2日をもってのジャニーズ退所を発表している。
森田のモテ伝説「学生服のボタンが全部なくなった」
埼玉県で生まれ育ち、サッカー大好き少年だった森田がジャニーズ事務所に入ったのは14歳のときだった。すぐに同じ年齢のジュニア同士である三宅とコンビを組み人気者になった。
ジャニー喜多川氏から目立って可愛がられていたのは三宅。V6結成準備時にはメンバーに選ばれていなかった森田だったが、三宅が「剛が一緒じゃなきゃやらない」と言い放ちジャニー氏が思い直したという経緯もある。
「ヤンチャでどこかコワモテなイメージがあるかもしれないけれど、それはあの眉のスタイルを決めた10代終わりからです。中学生のときにはスポーツ少年のさわやか系。中学の卒業式では『学生服のボタンが全部なくなった』と言っていました。県立高校に進学したものの、人気上昇にともなって通えなくなり途中でやめてしまいました。
幼い頃にご両親が離婚されていて、お母さんが地元でカラオケパブを経営して子どもたちを育てたのですが、人懐こいお母さんから剛くんの話を聞こうとファンや芸能マスコミが数多く訪れていました」(アイドル雑誌編集者)
「少しワルそうなところがカッコイイ」と、ジャニーズアイドルのなかでは独自路線だった森田だが、定評があったのはダンスの技術、そして「演技力」だった。