ここのところ、スマホ向けのサービスとしてちらほら見かけるようになったのが、音声認識機能を用いることで、留守番電話に吹き込まれた伝言をテキスト化し、メールやメッセージなどで届けてくれるサービスです。
電車内や会議中など電話ができないときに重宝
この機能が便利なところは、わざわざ留守番電話センターに電話をかけて耳で伝言を聞かなくとも、伝言の内容を文字で読めてしまうことです。そのため、移動中の電車内や会議中など、電話をかけたり受けたりすることが難しいシーンで重宝するというわけです。
NTTドコモやMVNO事業者で提供例が増えつつあるこのサービス、なかでももっとも有名なのが、MVNO各社がオプションとして提供している「スマート留守電」でしょう。今回は実際にどのくらい使えるのか、実際に契約して検証してみました。
専用番号に電話を転送し、録音された伝言をテキスト変換
スマート留守電の仕組みとしては、かかってきた電話を専用番号に転送。そこで録音された伝言をテキストデータに自動変換し、登録されたメールアドレスに送り返してくれるというものです。
スマート留守電はオプションとして提供している通信事業者もありますが、転送機能が使える電話番号であれば、提供元のソースネクストに直接申し込むことで利用できます。今回は筆者が契約しているmineoのオプションとして月額制で提供されているスマート留守電を使ってみました。
利用にあたっては、まずは専用アプリをダウンロードし、申込時に発行されたシリアル番号を入力。その後、かかってくる電話の転送先として、自分専用に用意されたスマート留守電の番号を指定すれば、基本的な設定は完了です。