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キムタクがフジと“温度差”がある発言を繰り返す理由
一方のフジテレビは、9年ぶりの「キムタク月9」に大いに沸いている。
「開局65周年特別企画と銘打ち、渋谷109や山手線の車体に広告を打つなど、大々的に盛り上げている真っ最中。長期シリーズ化や映画化も視野に入れており、上層部は『これを機に月9を勢いづけろ』と息巻いている。そのため、番組HPでは他のキャストを紹介するのにも『月9初出演』『2回目の月9』などと、とにかく“月9推し”なのです」(同前)
ただ、放送前からのそうしたフィーバーに、木村は水を差すような発言を何度も繰り返している。番宣のインタビューでは「(月9という)ハイブランド感はもういらない」「何チャンネルだろうが、何曜日だろうが、何時だろうが関係ない」などと持論を展開。
さらに4月3日の完成披露舞台挨拶では「『月9』ってもう言わなくてもいいんじゃないかって、個人的には思ってる」とまで言い切った。いったいなぜ、ここまでフジとの“温度差”がある発言を繰り返すのか。
「昨年の『未来への10カウント』(テレ朝系)ではキムタク史上初の視聴率1桁台を記録。今年公開の映画『レジェンド&バタフライ』の興行収入も30億円に届くかと伸び悩んでいる。さらにSnow ManやSixTONESなどジャニーズの後輩たちのドラマでの活躍が目立ち、彼らの“お手本”であり続ける重圧は相当なもの。数字のハードルを下げたいと“予防線”を張っているのでしょう」(テレビ誌関係者)
ゴリゴリ削りたいのは周囲からのプレッシャーでは。