「また会おうね……」
4月7日、NHK朝ドラ「らんまん」で、主人公の母・ヒサは子どもたちにそう言い残し、息を引き取った。自ら演じたシーンを観て「家族で号泣した」と言うのが広末涼子(42)だ。
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朝ドラでは病弱な母を演じる広末
高知県に生まれた植物学者・牧野富太郎をモデルにした今作。同じ高知出身の広末は、芸歴29年目にして初の朝ドラ出演となる。
「病弱な母という役柄ですが、現場での広末さんは元気いっぱい。地元が取り上げられるのが嬉しいようで、『藁焼きが美味しいの!』『高知城は桜が綺麗で……』と松坂慶子さんら共演者にアピールしています。セリフも当然、苦労することなく、主演の神木隆之介さんに土佐ことばを教えていたことも」(NHK関係者)
広末は実生活でも3人の子を持つ母親である。
「2003年にモデルの岡沢高宏と結婚し、現在19歳になる長男を出産しますが、08年に離婚。10年に再婚したアーティストのキャンドル・ジュンとの間には、12歳の息子と7歳の娘がいる」(芸能デスク)
17年には子どもの学校まで徒歩で通える距離に200平米、3階建ての一軒家を構え、学校行事にも積極的に参加するという広末。子煩悩な素顔を持つ一方で、昨年4月のインタビューではこう明かしていた。
「(結婚した)当時は、『家庭のことは話さない』という事務所の方針がありました」