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プライベートでは中田浩二との熱愛がキャッチされる

 プライベートでは2007年に、サッカー元日本代表で当時スイスリーグ・FCバーゼルに所属していた中田浩二との熱愛がキャッチされた。

「二人の交際はその数年前から噂されていましたが、報じられた中田の愛車での宝石店デートには加藤の母親も同行していた。直後のCM会見で、報道陣から『幸福の絶頂ですか』と尋ねられた加藤が『はい』と答えて交際を認めたことから、結婚も間近と目されていました。しかし、中田がJリーグに復帰した2008年に破局しています」(同前)

中田浩二 ⓒ文藝春秋

出産を機に仕事をセーブ

 結局、生涯の伴侶に選んだのは7歳年上の会社役員の男性。2014年6月に高級ホテル『アンダーズ東京』で開かれた結婚披露宴には、蛯原友里や小栗旬、とんねるずの石橋貴明ら大物も続々駆けつけた。

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「アンダーズ東京」のチャペル(公式HPより)

 しかし、2015年にアメリカで第1子となる女児を出産すると、加藤は目に見えて仕事を減らしていく。女優としての仕事は、2017年5月にドラマ『貴族探偵』へ出演したのが最後だ。

「中田と交際していたときも、女優として引っ張りだこだったにもかかわらず結婚を見据えて仕事をセーブする動きがあったぐらいですから、家庭に対する思いは相当強いはず。ましてや子供もできたとなると、家庭一筋になるのは自然な流れだと思います。子役時代から二人三脚でやってきたマネージャーさんも、独身時代は熱心に加藤のプロモーションをやっていましたが、結婚してからは徐々にその機会も減っていました」(テレビ局関係者)

事務所を退所し、実質的な“引退”かと思われたが…

 実際に、結婚から8カ月後に女性誌『FRaU』に掲載されたインタビューでは、結婚への思いについてこう答えている。

《婚姻届なんて紙一枚ではあるけれど、私は、そこには重みがある気がします――そこには提出に至る覚悟や愛情、絆が、目に見えないけれど確実にある。(中略)その重みは一生背負っていくし、背負っていきたい重みなんです》

 2018年には第2子を出産し、ついに2021年2月末をもって事務所を退所。公式な発表文や加藤自身のコメントがないまま、事務所のホームページから彼女の名前が消えるという幕引きで、これで実質的な“引退”かと思われた。