「当時の女優さんは一皮むけるため “脱ぐ”文化がありました。宮沢りえさんがヘアヌード写真集を発売して以降、周囲の目ががらりと変わって今の大女優の立場に繋がっていますよね。伊東さんが『海猫』で演じたのは夫の佐藤浩市と義弟の仲村トオルの間で揺れる人妻役。がさつな男に凌辱されるセックスシーンは非常に話題になりました。公開前から『張りのあるバストを披露』『現場ではモロだし』と、週刊誌やスポーツ紙による妄想合戦が繰り広げられていたのも、当時の彼女の人気ぶりを物語っていました」(芸能ライター)
タレントよりも実業家との噂が多かった伊藤
人気女優の例に漏れず、伊東も押尾学や速水もこみち、「DA PUMP」のISSAなど芸能界のモテ男たちと数々の浮名を流したが、一線を引いていたようだと語るのはスポーツ紙の記者。
「当時はクラブ文化が盛り上がっている頃で、名の知れた芸能人たちはクラブのVIPルームによくたむろしていたものでした。ですが伊東さんはクラブで遊ぶタイプではなく、料亭やフレンチのような高級料理店に頻繁に通っていました。ゴルフ場経営者や不動産会社の御曹司と会食していたようです。伊東さんはタレントよりも金持ちとの噂が多かった人です」
生涯の伴侶に選んだのは、パチンコ業界の御曹司
最終的に伊東が結婚相手に選んだのは名古屋の大手パチンコメーカー京楽産業の御曹司、榎本善紀氏だった。2009年11月に自身の公式サイトで結婚を発表。共通の友人の結婚式で知り合ったことがきっかけで交際まで発展したという。
「2000年代後半はちょうど『冬のソナタ』のヨン様の台がブームにもなってパチンコ業界はバブル状態。結婚相手の榎本氏は夜の銀座で一晩数百万円を使ったこともあるという派手好きな方。いろいろな芸能人との交際が噂された伊東さんでしたが、生涯の伴侶に選んだのがオーナー社長というのは彼女らしいなと思いました」(女性誌記者)
年商2000億円ともいわれたパチンコ業界の御曹司との結婚式はハワイで行われた。親友の神田うのがデザインしたウェディングドレスに身を包んだ伊東の姿は、「まるで白雪姫のよう」と話題になった。