2度の離婚を経て再々婚
しかし、葉月は2003年の映画『スパイ・ゾルゲ』を最後に映画の世界から遠ざかって行ってしまう。
「顔のつくりや雰囲気に文句はないものの、体形が子供っぽくていけないという声がありました。それに、専属役者という時代でもありませんでしたし、黒沢明や深作欣二のように役者を育てる監督もいなくなった。結局、根気よく彼女と付き合える監督やプロデューサーは現れず、2時間ドラマの端役など小さな役が多くなっていきました」(同前)
2004年、結婚・出産を理由に芸能活動休止を発表する。
「お相手は都内の不動産会社の経営者ですが、この結婚は実は葉月さんにとって2度目。最初の結婚相手はハワイの寿司職人でした。出会って4日で彼女からプロポーズし、翌月には挙式するというスピード婚でした。しかし、それも僅か2カ月で破局。芸能界最速スピード離婚なんて言われていました」(芸能ライター)
しかし、この不動産会社経営者との結婚生活も2015年に終わりを迎えてしまう。現在は5年前に再々婚した一般男性と都内で生活しているようだ。再々婚とほぼ同時に開設したインスタグラムでは、グルメ写真やゴルフを楽しむ様子などを投稿している。
復帰はありえるのか?
2017年にバラエティ番組に出演するなど一時は芸能界復帰を匂わせた葉月だが、以降はテレビや雑誌などメディアへの露出はない。昨年、週刊文春の取材申し込みに「インスタは葉月の名前でやっていますが私はもう芸能活動はしていないんです」と応じ、芸能界復帰を否定している。
「現在葉月さんは所属事務所がないフリーな状態。今も変わらない美貌を持っているとはいえ、かつてのように芸能界の仕事を取ってくるのは難しいでしょう」(前出・芸能ライター)
されど“魔性の女”は人を惑わすもの。ふと気づけば、いつの間にか我々の前に現れてもおかしくない。かつての妖しい魅力をたたえたままで。