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「売春終わりに現ナマを持っていかれた」

「ホストにハマったのは20代の頃で、気づいたら後戻りができなくなっていました。『昼職じゃ、いっぱい遊べないな』と気づいて、夜の仕事を勧められ水商売に手を出したのがきっかけで、その後はエスカレート。今でいうセックス込みのパパ活をやり、立ちんぼもやりました。

 売掛が300~500万までたまってしまい、ホスト側も回収に必死でしたね。ひどい時は売春をした後、ホテルを出た瞬間に現ナマをそのまま持ってかれたこともあります。逃げたいと思いましたが、身バレしているからそれもできなくて……」

秋葉容疑者の被害女性が働かされていたソープ ©文藝春秋

 この女性の周りには「似たような娘が多かった」という。

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おじさんより女性が水商売にハマるワケ

「私はハマってからはまず給料全額を持ってかれて、その後はカードを切らされ、完全に身動きがとれなくなりました。親と友達のおかげでなんとか今はホストを辞められたけど、頼れる人がいなかったら難しかったでしょうね。おじさんのキャバクラ通いにはお小遣いに制限がありますが、女性は身体を売れば手っ取り早く稼げてしまう。女性の方が、水商売にハマる危険性は高いでしょうね」

歌舞伎町 ©文藝春秋

「自分を捨ててまで得たものは何もない」とこの女性客は“ホス狂い”の日々を振り返った。警視庁は秋葉容疑者の事件について、真相解明を目指し捜査を進めている。

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