史上最年少の市長となった兵庫・芦屋市の高島新市長が、5月1日に初登庁した。会見では「教育に力を入れたい」と語った高島市長。初登庁に市民から激励の声が上がるなど、すでに大人気の様子だ。
最年少の市長「初登庁」で“深々お辞儀”
芦屋市 高島崚輔市長:
おはようございます
1日朝、盛大な拍手の中、トレードマークの“深々としたお辞儀”とともに初登庁した、芦屋市の高島崚輔新市長(26)。
芦屋市 高島崚輔市長:
市長といっても上の立場ではないと思うんです。世界で一番住み続けたい、そんな芦屋を、対話を通じて一緒に作り上げてまいります
神戸市の灘高校を経て、アメリカのハーバード大学を卒業し、26歳の若さで、“史上最年少市長”となった。
「高島頑張れよ!」「がんばれー」 。
そんな高島市長、すでに大人気のようで、多くの市民から激励の声が。中には思わず涙する人もいた。
セレモニーには高島市長の弟も駆け付けた
セレモニーには、高島市長の弟も駆けつけた。選挙をサポートしてきた、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の4年生・崇輔さんは、市長の前日夜の様子を聞かれると…
ーー眠れない様子はなかった?
高島市長の弟 高島崇輔さん:
めっちゃ寝てました。(市長と)話してると、自分の未来が明るいなと思わせられるし、希望を与えてくれる存在だと思うんです。市長に変わっても、変わらずあり続ける必要があると思います。頑張ってほしいです
無事に初登庁を終えた高島市長。午後に開かれた会見では「教育に力を入れたい」と語った。
芦屋市 高島崚輔市長:
私がこだわりたいと思っているのは教育です。例えば算数が苦手な子には、少し基礎にかえって解きやすい問題を、逆に算数が得意な子には少し難しめの問題を、という形で学びの意欲に火をつける、それを公立の学校でやりたい
AI(人工知能)を活用した教育環境づくりや、18歳までの医療費無償化などの公約を掲げる高島市長。26歳の最年少市長がリードする、新しい市政に注目が集まる。
(関西テレビ「newsランナー」2023年5月1日放送)