今年の「ベストマザー賞」の芸能部門に選ばれた仲間由紀恵(43)が5月11日、授賞式に出席。4歳の双子の男児の子育てを「4年間はあっという間で、片づけたかった引き出しや棚がそのままです」と振り返り、「愛する家族のために精進していきたい」と語った。
10代の頃は苦労の連続
沖縄でマグロ漁船の船長だった父親のもと5人兄姉の末っ子として育った仲間。中学から沖縄のタレント養成所に通い、地元局のドラマで女優デビューを果たす。その後、東京の高校に進んで芸能活動を始めたが、10代の頃は苦労の連続だった。
「篠原涼子らがいた『東京パフォーマンスドール』というアイドルグループに入るも1年ほどで解散。工藤静香に憧れて歌手を目指し、小室哲哉プロデュースでCDデビューしたが鳴かず飛ばず。ドラマも脇役ばかりで、アニメ声優がメインの仕事でした」(芸能デスク)
当時は水着グラビアの仕事も積極的にこなし、17歳の時には写真集を発売。
「大胆なビキニやセーラー服姿を披露。黒髪にスレンダーな身体で健康的な魅力に溢れていた」(芸能記者)
転機はドラマ「TRICK」の演技
転機となったのは2000年。阿部寛とW主演したドラマ「TRICK」(テレ朝系)の演技だった。
「“貧乳キャラ”などの自虐ネタもこなし、正統派の美形なのにコミカルな演技ができると評判に」(同前)
02年にはジャージ姿の熱血教師を演じた「ごくせん」(日テレ系)が大ヒット。
「06年のNHK大河『功名が辻』では山内一豊の妻役で主演。紅白歌合戦の司会も4回務めるなど“国民的女優”となった」(同前)