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「10回のレストランデートより、1回の高尾山」

――マイケルさんの場合、インスタでチラ見せするご自宅もモテ度が高い気がします。

マイケル インテリアショップのようにこだわりの家具を配置したり、インスタ映えするようなコーナーを作ったりしています。そうすると女性たちのリアクションもいいんですよ。

 ほかにも時短を考えて、玄関を開けて3歩のところにベッドが……って設計上そうなっちゃっただけなんですが(笑)。それを面白がって、取り上げてくれたメディアもありましたね。

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©松本輝一/文藝春秋

――玄関が近ければ、女性側も「違う」と思ったら、すぐ回れ右できそうです(笑)。

マイケル お互い、見極めのスピードは大切です。僕はよく「ファースト・デートは高尾山で」と言っているんです。なぜなら最初のデートで高級レストランとかに行ってしまうと、相手の素が何もわからないまま終わってしまうことが多いから。

 いきなり大自然に臨むほうが、本来の姿が見える。一緒に数時間ハイキングして、食事すると、その人の性格や価値観が一気にわかってくるんですよ。ぐっと距離も縮まるし、レストランデートを10回重ねるよりも高尾山を登ってみるほうが絶対にいい。これは間違いないです。

――なるほど。

マイケル ただし実際に提案すると、嫌がる女性も多いですけどね(笑)。「初めてのデートで山ですか……?」と若干引き気味になることもあります。でも、そのリアクションだけで、見えることもあるでしょう? アウトドアは好みじゃない、とか。

――そんなマイケルさんですが、「結婚の条件を50個列挙した」という伝説もあります。なぜそんなに?