――完全無欠に見えるマイケルさんにも隙があるんですか?
マイケル 結構隙だらけですよ! 劇的な出会いとか、タイミングとかを待っていても、何も始まりません。とにかく動かなくちゃいけない。もし意中の相手がいるなら、その子が気に入りそうなデートプランのリサーチや、サプライズなんかもどんどんやったほうがいい。
大切なのは、自分の「ラブ排気量」を知ること
――マイケルさんの場合、多いときは十数人の女性を相手にしているわけで、もはやマメどころではない気もします。
マイケル まずは自分のポテンシャルを把握することが大切なんです。恋愛に必要な「ラブ排気量」は人それぞれ違うので。
――ラブ排気量とは?
マイケル たとえば、自分のラブ排気量が100の場合、相手が100を求めるタイプなら、すべてを出し切ることで成立します。一方、50で満足する女性なら、2人とお付き合いすることができる。
もしラブ排気量が5000という超特大の人なら、排気量100の人とお付き合いしても4900余る。僕もラブ排気量が多いタイプなので、複数の素敵な女性たちと同時にお付き合いできるわけです。
とはいえ、別に浮気を推奨しているわけではありません。他人に迷惑をかけるのはNGなので、独身かつ世間的にも問題のない立場であることが前提です。
――付き合っている相手全員の合意も、重要ですね。
マイケル 最近は僕のまわりでも浮気がバレて、離婚する人も増えてきました。彼ら彼女らの話を聞いて、「自分は家庭に向いていない」と思ったこともあります。だから無理にステディを作るより、オープンにいろんな方と付き合う生き方もありなんじゃないかと。
――お付き合いしている女性同士でケンカになったり、修羅場になったりはしないんですか?
マイケル ケンカになるのは、ウソをついたり、隠し事があるからですよ。最初からすべてオープンにしていれば、争いは生まれません。どうせいつかバレるものだし、コソコソするのにも結構エネルギーを使うじゃないですか。