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 メンコンの関係者らは「うちらの営業方法は、ほぼホストクラブと一緒ですよ」と口を揃える。しかしここへきてメンコンが大きな問題になっているのは、ホストクラブよりも法的な規制が弱いことも影響している。

 新宿のメンコン常連だという20代女性が語る。

「ホストクラブは『風俗営業』なので、お客さんは18歳以上でないと入れないんです。でもメンコンは『飲食店』という登録になっている店も多いので、高校生とか中学生でも入れます。

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 でも店の実態は、気に入った男性キャストに貢ぐという意味ではホストと一緒。普通に密着する感じで隣に座って接客している店もありますね。メンコンにハマった女の子たちは一瞬でお金がなくなるけど、キャバクラや風俗で働こうにも年齢でアウトなので、すぐパパ活や大久保公園での立ちんぼになっちゃうみたいです」

大久保公園の“立ちんぼ”にはかなり若くみえる女性の姿も

「女なんて月400万稼げる。パンツでもなんでも売れるんだから」

 そして店側も、10代の女性が売春で貢ぐお金を作っていることは当然承知している。歌舞伎町のメンコンでキャストをしていた20代の男性は、その“えげつない”営業手法をこう語る。

「営業前のミーティングで、店の幹部が『女なんてその気になれば月400万稼げる。あいつらはパンツでも身体でも売れるんだから』とか普通に言いますからね。店もキャストも、未成年の女の子に売春させることを特に何とも思っていないですよ。むしろ売春前提で売り上げてなんぼの世界です。

 店がそういった教育方針だったためか、キャストも女の子に『あと20万で一緒にカラオケ行けるよ』とか言って、もっと金を出すように要求していました。お金がない女の子には大久保公園の存在を教えたり、風俗を案内したりすることも普通にありました」

 この男性が働いていた店は上述の「ポイント制」を採用しており、カラオケに遊びに行く店外デートや、一緒にディズニーランドへ行く権利などが与えられていたという。