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「徳永で言うと、金」援交の斡旋をしていた容疑者

「もちろん最初は警戒するんですけど、自分たちと同じことをして仲良くなるんです。例えば一緒に話して、一緒に煙草吸って、一緒に遊んでとか。そこで新しい仲良しグループができたら、徳永とGODの方がはるかに年上なんで、2人はグループ内でそれなりの地位を築けるわけです。

 あとは徳永で言うと、金です。徳永は援交の斡旋をしていたので、『出会い系登録してアカウントくれたら2千円あげるよ』とか言ってくる。GODもホームレスなのに金はあったんですよね。歌舞伎の本当のホームレスはコンビニ弁当も食えないんですが、GODは食えてましたから。親の仕送りがあると聞いたことがあります。あと、たまに黒人が仲良くなるとたまにタダで薬物をくれることもあるので、それでキッズを釣っていたんじゃないかな」

トー横を闊歩していた徳永容疑者

 さらに言えば、キッズたちの生活はそもそも大麻が入りやすい環境なのだという。

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キッズが多重宿泊するホテルが“薬物の巣窟”に

「実は徳永も、キッズが多重宿泊してたまり場にしている歌舞伎町のホテルに住んでいるんですよ。『荷物置き場にしていい』とかいって、キッズたちの目と鼻の先で寝泊まりしています。大麻を警戒している子でも、キッズの1人が吸い始めれば『じゃあ私も!』となっちゃう。

 去年までは徳永やGODの周りだけが吸っているイメージでしたが、今は『え、こいつも?』と思うような目立たない子も吸ってます。広場で誰かが吸うと、『大麻じゃね?』ってみんな臭いで気づきます。臭いが嗅ぎ分けられるぐらい、蔓延しているんです」

小学生ぐらいの年齢の子供もトー横にくるという

 トー横内での大麻の蔓延は、想像以上に深刻なようだ。

 キッズらによれば、大麻でキマることを「ブリる」と言うのだそうだ。Twitteを検索すると、「ブリった」「ブリブリすぎる」といったワードの数々がヒットする。4月に徳永容疑者が子飼いにしていた売人のキッズが逮捕された際には、一時大麻の流通量が減り、「リキッドじゃなくて(大麻の)ホンモノほしい~」と“禁断症状”に悩むキッズの声も聞かれたという。