読者の皆さま、どうもはじめまして! 生まれてこの方阪神ファンの虎ネタ酒場です。
初めてのコラムということもあり、まずは自己紹介からさせてもらいます。長男ゆうすけ、次男しんじ、三男ともやの大の阪神ファン男三兄弟でTikTok、YouTubeを中心に活動をしている「虎ネタ酒場」と申します。
あかん! 阪神A.R.E.してまう! なんも、あかんことあらへん! 早いこと優勝して阪神ファンに夢見させてくれや……。
物心ついた時から、阪神帽を被る私たちは野村克也監督時代から阪神戦を観戦してきた。振り返ったら、阪神にはいつでも心に残る言葉があったと思う。今年の流行語は間違いなくA.R.E.になるでしょう。そして、そんなA.R.E.を成し遂げる為に、この選手のことを書かずにはいられない。
男泣き大竹耕太郎! めちゃくちゃ熱い男やんけ!
2022年、NPB初の試みとなった、現役ドラフトで獲得した大竹耕太郎投手。初めて大竹はんを生で見たのは、3月5日(日)オリックスとのオープン戦や。初回はストライク先行で三者凡退かと思えば、2回先頭の杉本への四球から始まり、この日の大竹はんは、3回6被安打3四球4失点という内容。
「なんやねん、期待してたけどしれてるわ……」
現地で見てた自分はそう思った。打者や場面に応じて間合いを変えるなど、器用さは感じられたが3回3四球では良さが出ない。一軍は厳しいやろうなぁ~。
それがシーズン始まってハーラートップの6連勝。嘘やろ? 全然想像してなかったやん! なんちゅう嬉しい誤算や! 青柳が苦労してる中、阪神の勝ち頭は大竹が引っ張ってる! こんな活躍誰が想像したか! 岡田彰布監督は想像していたんかも……知らんけど!
5月27日(土)、チームの7連勝目をかけた伝統の一戦! 大竹はんは初回からヒット2本を許すも終わってみれば7回被安打6の無四球7奪三振で無失点。圧巻のピッチングは3回や! 先頭の9番グリフィンをストレート、スライダーで追い込み、3球ファールで粘られた後にアウトコースのストレートで見逃し三振! 1番吉川に対しては、ストレートとツーシームで追い込み、惜しいボール2球の後にアウトコースビタビタのストレートで見逃し三振! 締めには2番坂本、インコースのストレートでストライクを取り、ツーシームが外れボール、続いてツーシームでファールを取り、最後は完璧なチェンジアップで3者連続三振! えぐすぎるぞ! 大竹はん!
打者3人に対し15球の内ボール球はわずか3球。打者の雰囲気を観察しながら、1球1球投げるタイミングを変えていく。ストレートという球が、間合いを変えるだけでこんなにも打者のタイミングを外せるもんなんか!
両チーム0点で迎えた7回。先頭の大城にライトへヒットを打たれると巨人原監督が動く! 大城に代走・増田大を起用。勝負師原さんが動いてきた。流れが巨人に傾くかと思ったが、徹底した一塁牽制を挟み、盗塁を阻止しながら続く長野を6-4-3のダブルプレー!
素晴らしく丁寧で器用なピッチング。おいおい! こんな頑張ってんねんから野手打ったてくれやー! と願うファンの期待に裏の攻撃。先頭の森下が倒れ、坂本が四球を選び、木浪が送りバント。ここで大竹はんの代打、直球破壊王子・渡邉諒も四球を選ぶ。今年の近本は得点圏打率5割でっせ~! 追い込まれながらもファールで粘り9球目をセンター前へ! ベンチに映る大竹はんが男泣き!
「もう、何でしょう。1人はみんなのために、みんなは1人のために。そういうチームプレーを感じたので、思わず(涙が)出ました」とヒーローインタビューで!
こんなヒーローインタビュー聞いたら、こっちが泣いてまうわ!!! なんちゅうええこと言うねん!
大好きや! 大竹はん!