1ページ目から読む
4/4ページ目
朝日新聞や信濃毎日新聞は、先月オカモト氏が記者会見で証言した際も社説で書いていた(4月15日)。
《メディアの取材や報道が十分だったのか。こちらも自戒し、今後の教訓としなければならない》(朝日新聞)
《メディアの責任は重い》(信濃毎日新聞)
メディア検証が始まるのかと思いきや
ここまで書くなら、そのあとに「なぜ報じてこなかったのか」「どんな忖度があったのか」というメディア検証を始めるのかとひそかに注目していたのだがそんな企画は今もない。
結局のところ「何か言ってるようで言ってない」という社説しぐさが炸裂しているだけ。社説は単なるアリバイなのか。この1か月でさえ痛感する。
先月のオカモト氏の会見は日本外国特派員協会でおこなわれた。その前にはイギリスのBBCでこの問題が特集された。つまり海外メディアで報じられたから国内メディアも仕方なく扱ったという流れがわかる。
きちんと問題に向き合うつもりがないなら、社説で偉そうなことを書かなければいいのに。