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30代で全裸シーン、50代で初のビキニ…南果歩59歳が辻仁成、渡辺謙との離婚を経て得たもの

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 女優の南果歩(59)が5月18日、SNSで韓国映画「そばの花咲く頃」の主演が決まったと報告。「辛い時を乗り越えた先には、きっと自分が探していた答えが待っているんだと確信しています!!」と綴った。

 南は兵庫県尼崎市で5人姉妹の末っ子として育った。

「7歳の時に父の会社が倒産し両親が離婚。母と一緒に風呂無しアパートに住むなど苦労したが、地元にファンクラブができるほどの美少女だった」(芸能記者)

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近年はアマチュアバンドでボーカルも務めている ©時事通信社

 市立尼崎高3年の時に女優を志し、桐朋学園短大演劇科に進学。1年後、映画「伽倻子のために」のヒロインオーディションに合格し女優デビューを果たす。

「20代は連ドラや大河ドラマに出演するほか、映画や舞台でも活躍。順調にキャリアを重ねた」(同前)

 私生活では95年、作家・ミュージシャンの辻仁成と結婚。長男を出産後の97年、映画「不機嫌な果実」に出演し、大きな話題に。

「欲望のままに不倫を楽しむ人妻役で、全裸での濡れ場に挑戦。松竹の邦画作品では初めて成人指定を受けるほど艶っぽく過激でした。本人は『夫には仕事の話はしません。でも見てほしくないです』と覚悟のほどを語っていた」(映画記者)

 だが00年、離婚を発表。

「辻は97年から単身渡米し、帰国後も自宅にほぼ寄り付かず。南は『大事な接点がずれていってしまった』と説明した」(芸能デスク)