文春オンライン
リアルすぎる“自慰シーン”を披露したことも…松たか子(45)が“日本の至宝”になるまで《「ラブジェネ」当時のバッシングを乗り越えて》

リアルすぎる“自慰シーン”を披露したことも…松たか子(45)が“日本の至宝”になるまで《「ラブジェネ」当時のバッシングを乗り越えて》

genre : エンタメ, 芸能

note

 2001年には自らが作詞作曲を手掛けた楽曲に盗作疑惑が持ち上がり、最終的には盗作を訴えていた相手が業務妨害などの罪で逮捕されたことも。しかしそんな外野の騒ぎもどこ吹く風、松は大女優への道を着々と歩んでいく。

「またもキムタクの相手役を務め大ヒットした『HERO』に加え、日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた映画『告白』では娘を殺した犯人に復讐する教師を熱演。極めつけは興行収入が254億円を越えたディズニー映画『アナと雪の女王』でしょう。日本語吹き替え版のエルサの声と、言わずと知れた主題歌『レット・イット・ゴー』を担当し、日本芸能界における存在感の大きさを見せつけました」(同前)

「Let It Go」はあまりにも有名 ©Getty Images

「今や日本の演劇界に欠かせない存在」

 私生活でも16歳上のギタリスト・佐橋佳幸氏と長い交際を実らせ2007年に結婚、2015年には第一子を出産とまさに順風満帆だ。

ADVERTISEMENT

「近年でも、坂本裕二氏が脚本を務めたテレビドラマ『カルテット』や『大豆田とわ子と三人の元夫』などで主演を張っています。ドラマへの出演本数は制作陣への信頼が置けるものに絞っている印象ですが、着実に話題を集めていますね」(同前)

©文藝春秋

 途切れることなく映画やドラマでの活躍を続ける松が、若い頃から並行して力を入れているのが舞台での活動だ。

「松さんはもともと舞台女優を志して芸能界に入ったそうですから、舞台への意欲は映像作品に勝るとも劣らない。『ハムレット』や『天涯の花』『ミス・サイゴン』などの代表作を始め、出演作も豊富で演技力や歌唱力は折り紙付き。今や日本演劇界の至宝です」(前出・舞台関係者)