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《女子高生死体遺棄》逮捕の群馬在住夫婦“裏の顔”「妻はピンクのパジャマ、爪は長く、髪はボサボサ」「照れくさそうに『苗字が変わりました』」【初公判で起訴内容を認める】

genre : ニュース, 社会

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 容疑者らが住んでいた群馬県渋川市の自宅の近隣住民はこう語った。

「和美容疑者がここへ引っ越してきたのは、ちょうど1年前ぐらいでした。その頃は別の男性と結婚していて、2人で挨拶にきたんです。和美容疑者とその夫との間には子供が3人いると聞きましたが、子供の声が聞こえてきたことはありません。実家に子供を預けていて、2人暮らしだったようです」

和美容疑者と章平容疑者の自宅 ©文藝春秋

 しかしその数か月後、和美容疑者は別の男性を連れ、この近隣住民宅へ挨拶に訪れたという。

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元夫との離婚後すぐに章平容疑者と再婚

「その男性が章平容疑者です。和美容疑者は『苗字が変わりました』と照れ臭そうに話していて、印象的でした。あまりに短期間のうちに再婚したので驚きましたよ。前の夫とは、DVが酷かったために離婚したようです。この辺りに住んでいるのは高齢者ばかりで、引っ越してくる人も少ないですからね。若い2人は目立っていました」

 章平容疑者と人生の再スタートを切った和美容疑者だが、幸せそうな様子は見られていない。別の近隣住民によると、和美容疑者は「暗い性格で周囲との交流を持たないタイプだった」という。

「自宅からすぐ近くのところにあるコンビニで働いていましたが、外出する姿はあまり見かけませんでした。家と職場を行き来するだけの生活だったんだと思います。しかも見かける時はピンク色のパジャマのような服を着ていたり、爪も長く、髪もぼさぼさで地味。前髪が目にかかっているので表情もわからず、すれ違っても挨拶したことがありません。コンビニでの勤務中も同じような雰囲気で、会計が終わると『ありがとうございました』とは言うものの、棒読みでした。いつも元気がなくて、何か悩みでもあるのかなと思っていました。

 記憶に残っているのは、コンビニの制服のネームプレートに書かれた名前が、ずっと『ゆでたまご』だったことです。他の従業員が全員、苗字なのにどうして1人だけニックネームなんだろうと。詳しい理由はわかりませんが、少し変わった人なのかなと思っていました」

和美容疑者が働いていたコンビニ ©文藝春秋

 一方、章平容疑者は「健康そうで短髪の不良っぽい見た目」だった。

「龍の柄が入ったシャツや甚兵衛を着て、白のオデッセイを駐車場でいじっている姿をよく見かけました。車は『四日市ナンバー』だったので、随分遠くから引っ越してきたんだな、と思いました。よほど車が好きだったのか、よく車のドアを全部開けて掃除をしていましたよ。近所に学校があるのでよく女子高生が通りますが、声をかけたり色目を使ったりするような姿は見たことはありません」(別の近隣住民)

 章平容疑者はAさんとどういう関係で、和美容疑者はなぜ凶行に至ってしまったのか。真相の解明が待たれる。

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