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『安倍派会長、萩生田氏意欲? 「一周忌めど、リーダーを」』(毎日新聞 2月15日)
萩生田氏が今年1月に放送されたネット番組で「一周忌をめどに、しかるべきリーダーを立て、足らざるところがあれば支えていく体制でやっていきたい」と発言し、「ポスト安倍」に名乗りを上げる腹を固めたのではと派内がざわついているという。
さらにこちらも。
『安倍派会長 本命は萩生田政調会長 森元首相が事実上の後継指名』(日刊ゲンダイ2月22日付)
安倍派(清和会)の元派閥会長でもある森喜朗氏が地元の北國新聞で「(萩生田は)力を付けてきた。大したもんです。総合力は最も高い」とべた褒めしていたという報告。
「敵なし状態」に見えたが…
こうなるともう萩生田氏は岸田政権の軍師でもあり、じじい転がしも順調であり、敵なし状態に見えた。だからこそ気になる発言もある。
『LGBT法案、サミット前期限「筋違う」 自民・萩生田氏』(日本経済新聞4月26日)
《自民党の萩生田光一政調会長は26日、性的少数者(LGBT)らへの理解増進法案の早期成立に慎重な姿勢を示した。》
こういうのを見ると岸田氏は「軍師」を盾にして本当はLGBT理解増進法案に関心が無いのではないか? とも思える。興味あるのは「サミット前に性的少数者への取り組み姿勢を示しておきたい政権与党の焦りがある」という体裁だけか(朝日新聞4月29日)。
「国会に提出さえすれば、国際社会に示しがつく」(自民幹部の一人)というコメントもあった(同前)。
「落選危機」と報じられたわけ
そんな岸田政権を支える萩生田氏だが、冒頭のように週刊文春で「落選危機」と報じられた。