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雅子さまは大胆なアニマル柄スカーフを…ご結婚30周年でシックな“パンツスーツスタイル”を確立されるまで

2023/06/09

genre : ニュース, 社会

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 6月9日、天皇皇后両陛下はご結婚30年の節目を迎えられた。直前の週末には第73回全国植樹祭に出席するため岩手県を1泊2日の日程で訪問され、6月3日にいわて花巻空港へ降り立った雅子さまは、シックなグレーのパンツスーツをお召しになっていた。

 式典などではジャケットとスカートをよくお召しになる雅子さまだが、移動に際してやご訪問先によっては、積極的にパンツスーツを取り入れられてきた。

2019年6月、愛知県を訪問された天皇皇后両陛下 ©JMPA

 皇后陛下としての初の地方公務では、2019年6月に愛知県を訪問された。初日に雅子さまは淡いグレーにホワイトの縁取りが施されたパンツスーツをお召しになり、スーツと同系色でシャープなデザインのパンプスを選ばれていた。

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「赤い砂漠」を歩かれる雅子さま

1994年11月、サウジアラビア・リヤド郊外の「赤い砂漠」を訪れられた

 雅子さまのパンツスタイルといって最初に思い浮かべるのは1994年11月の中東ご訪問。サウジアラビア・リヤド郊外の「赤い砂漠」を悠然と歩かれた際のグリーンのロングジャケットとパンツ姿だ。

1994年11月、オマーンの古都・ニズワを訪問され、17世紀後半に築かれたニズワ城などを見学された ©共同通信社

 オマーンの古都・ニズワでは珍しくイエローのパンタロンスーツをお召しになっていて、おしゃれな装いだった。どちらも、すっきりとしたIラインのシルエットを演出されている。

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